今治市玉川近代美術館

見学 今治周辺

小さな驚きがあります


美術館入り口

 日本には各地にいろいろな美術館がありますが、この玉川近代美術館は少し異色です。今治市玉川町という田舎にあるのに展示は近代洋画が中心。規模は小さいですが、主要な日本人画家の作品はもちろん、アンディ・ウォーホル、サルバドール・ダリ、パブロ・ピカソ、マルク・シャガール、ポール・ゴーギャンなどの小品も収蔵されていて、少しばかり驚かされる美術館です。

寄贈された美術館


二階展示場

 玉川近代美術館は当地出身の徳生忠常氏が、全資金を提供して1986年に創立され、当時の玉川町に寄贈されたものです。そのため「徳生記念館」とも呼ばれています。テーマは「心温まる名画の美術館」。寄贈されたときの収蔵品は254点でしたが、その後もすこしづつ増え、現在では約380点を収蔵しています。

 この美術館は画家、松本竣介氏の子息である松本莞氏が設計したもので、二階展示場は空中に浮かんでいるようなデザイン。また休憩スペースも含めた館内全体からアートが感じられます。



一階展示場

シンプルな外観

地元に愛される美術館

 この美術館には奈良原神社境内で発見された国宝「伊予国奈良原山経塚出土品」も収蔵されています。近代美術というテーマからは外れますが、郷土の貴重な財産としてここに保管されています。なお、一般公開日は年間60日程度に限定されているので、見学希望の方は美術館の公式HPで確認するか、直接美術館へお問い合わせください。

 玉川近代美術館は小さな美術館なので、常設展示場では70点程度の展示となっています。そのため、季節ごとにテーマを決めて館蔵品テーマ展示を行っています。また、不定期に特別展を開催しています。取材当日は郷土出身画家も含めた特別展が開催されていました。

 常に少しずつ変化しているこの美術館は、地元の人も大勢訪れます。「いつもの生活の中に持ち込めるアート」が美術館の願いです。

※展示内容などの詳しいことは公式ホームページでご確認ください。



館内の様子

一階の休憩スペース


施設名 今治市玉川近代美術館
カテゴリ 見学
エリア 今治周辺(旧玉川町)
住所 愛媛県今治市玉川町大野甲86-4
電話 0898-55-2738
料金 一般:500円 学生:250円
駐車場:無料
※上記は取材時の価格です。
開館時間 9:00-17:00
月曜休(祝日の場合は翌日振替)、年末年始休
交通 JR今治駅から約7km
車で約15分
自転車で約40分
WEB 公式HP
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インタビュー
学芸員 藤原敏子さん

 のんびりした田舎にある小さな美術館ですが、珠玉の小品も数多く展示しています。遠来のお客様もきっと満足していただけることでしょう。今治にお越しの際は、一足伸ばしてぜひご来館ください。

Snapshot

松本竣介氏の作品「B婦人像」

図録は事務所で販売しています

取材日:2014年11月13日 | Top > どこに行く > 愛媛側陸地部 > 玉川近代美術館


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